
経歴 / Curriculum Vitae
1990年2月生まれ。出生は岐阜県だが、愛知県、福岡県、北海道、東京都と点々とし、2008年に
信州大学理学部物質循環学科に入学。2012年には同大学院理工学研究科(修士課程)に進学し、
松本市で6年間、アルプスの山に囲まれながら仁科三湖や三方五胡などの湖沼の研究を行ってきた。
2014年3月に修士を取得後、長野市内の環境調査会社に勤務。農薬を中心とした環境影響評価、
各種環境基準に係る環境分析に携わる中、2015年には環境計量士の資格を取得。GC-MS/MSや
HS-GS/MSなど主にガスクロ関係の分析を担当しつつ、入札対応や部署間業務調整などに従事した。
しかし、多忙な中でも幼少期より夢だったアカデミアの世界をあきらめきれず、2017年7月に退社。
2017年12月より海洋研究開発機構生物地球化学センターに研究支援員として居候する。その後、2018年4月より晴れて信州大学大学院総合医理工学研究(博士課程)に入学。学籍は松本市に置き、
横須賀市のJAMSTECにて博士研究に取り組み、2021年3月に博士号取得。卒業1か月前の2021年
2月末に日本学術振興会特別研究員(PD)の補欠採用通知を受ける。
2021年4月よりJAMSTEC生物地球化学センターにJSPS特別研究員として在籍し、断層湖である
諏訪湖の湖底が湧出するメタンに着目したメタン酸化プロセスや、水圏生態系との関わりについて
研究に取り組んだ。公募戦線でも奮闘していた折、母校からの公募を見つけて応募したところ
奇跡的に採用が決まり、2023年3月より信州大学理学部物質循環学コースに助教として着任した。
所属学会 / Academic society
日本有機地球化学会 / Japanese Association of Organic Geochemists
日本地球化学会 / The Geochemical Society of Japan
日本地球惑星科学連合 / Japan Geoscience Union
専門分野 / Research Interests
有機地球化学 / Organic geochemistry
生物地球化学 / Biogeochemistry
微生物生態学 / Microbial ecology
環境動態解析 / Environmental dynamic analysis
学部生 / B.A.
2008年4月
~2012年 3月
修士課程 / M. Sc.
2012年 4月